今までにマーケティングの環境がこれほど大きく変わった時代はあったでしょうか。
かつてのマーケティングはシンプルでした。
消費者のニーズを把握し、求められる商品やサービスを提供、消費者の情報源であるマスメディアからニーズに呼びかけるメッセージを大規模に広告し、生活の導線上にある店舗で買いやすい状態をつくる。
焦点を当てるべきところが明確だったのです。
今の時代、選択肢があふれています。
多くの選択肢から、自社の商品やサービスが選ばれ、選ばれ続けるにはどうしたらいいのか?
今の時代、情報もあふれています。
何が信じられるのか、どこでどのような情報を送る必要があるのか?様々な新しいコミュニケ―ションの施策があり得るなかで、何が効果的にビジネスをのばせるのか?マーケッターの仕事はより複雑になりました。
情報と選択肢があふれる時代、マーケターのキーワードは「ホリスティック」です。「ホリスティック」とは「包括的」「全体を考える」という意味です。様々な接点を個別に考えるのではなく、包括的に、全体を考えてマーケティングを企画し、実践することです。
1. 「ターゲットの理解」と「一貫性と徹底」:
まずは特定のセグメントをターゲットと定め、ターゲットの心に届くメッセージとビジュアルをつくり、全ての接点で一貫させること。まずは、バラバラにならないことが何よりも投資効率を上げることにつながります。
2. 「最適活用」と「連携」:
それぞれの接点の特徴を生かし、明確な役割を担わせること。さらに、様々な接点を単独なものに終わられるのではなくつながりを活用すること。これをやることで、ターゲットに最大の影響力を与えることができるのです。
多くのブランド、多くのマーケターがSNS を活用したいと考えています。
しかし、なかなかマーケティングミックスのなかで機能していないケースがほとんどではないでしょうか?
「拡散」ばかりを考えるので、購入意向を高める、ブランドを構築する、という本来の目的を果たさない企画になってしまうのです。
ホリスティック・マーケティングの考え方は
決して新しいものではありませんが実践をすることは簡単なことではありません。
オーセンティックスでは、企画から実践まで、様々なかたちで支援します。
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